MINIMALISM=最小限主義
最近、ミニマリズムに少しずつハマってきた。世間では「断捨離」や「コンマリ」などと並び、整理整頓の世界で注目されている言葉だ。必要以上に持たない暮らしを指すこの考え方、僕の中でその魅力が増してきている。
「物が少ないと快適に働ける」という一冊を読んで、シンプルなデスク環境が心地よいことを知った。さらに、ネットで見つけたミニマリストたちの部屋には驚かされた。本当に何もない部屋なのに、なぜかその空間には不思議な魅力があった。
そして見つけたのが、「ついにテレビを捨てました」というタイトルのブログ。読んでみると、とにかく「すごい」という感想しか出てこない。我が家には子供がいるので、そこまではできないけれど、もし僕が独身だったら…。
いや、それでも多分できない。
本当に必要なものを考える
物を減らして、もっと大切なことに集中したいと感じる。デスクの片付けがその第一歩だが、次に本当に必要なものを見直してみたい。食べ物や飲み物はもちろん必要だが、それ以外で考えてみるとどうだろう?
まだ日本では公開されていないけれど、フィンランド映画「TAVARATAIVAS」が気になる。予告編では、主人公が失恋をきっかけに自分の生活をリセットするため、着ている服も含めて全てを貸倉庫に預け、毎日一つずつ本当に必要なものだけを家に持ち帰るという話だ。そこまで徹底すれば、リアルに必要なものが見えてくるのかもしれない。
最初に思いつくのはスマホ
我ながら現代人だなと思うけれど、やっぱりスマホが手放せない。家族や友人との連絡手段をなくすことは、彼らとの繋がりを失うことと同じだから。しかも、今の時代スマホがあればほとんどのことができる。パソコンよりもスマホが生活の中心になっていると実感する。どこにいてもインターネットに繋がる便利さは、もう欠かせない存在だ。
次に来るのは衣類
外出したいときに必要なのは、やっぱり衣類だ。今の時代、多くのものはネットで手に入るけれど、僕はリアルな世界での体験が好きだ。だから、服を着て外に出る。さっき紹介した映画では、主人公が全裸(正確には新聞紙を巻いた状態)でトランクルームに走って行くシーンがあるらしいけど、僕にはそれは無理。
ただし、洋服の数については考え直す必要があると思う。今では全く着ていない服や靴がいくつもあるはずだから、それを整理していこう。
仕事ツールも必要
そして、仕事道具は当然持っておきたい。家族を支えるための仕事を続けるには、スーツやワイシャツ、シューズといった基本的なアイテムは必需品だ。
最後に考えてみると…
ああ…。本当に突き詰めて考えると、最低限必要なものってこれくらいかもしれない。やはり、物を減らすことで心もシンプルになり、生活が軽やかになるのかもしれない。